日本ワインの世界には、派手な表現や流行を追うことなく、ただひたすらに「良い葡萄から、誠実なワインを造る」ことに向き合っている造り手がいます。
今回、ワインショップ幸のコラムでご紹介したいのが、ドメーヌヒロキです。
ドメーヌヒロキのワインに初めて触れたとき、私たちが感じたのは「静かだけれど、強い芯がある」という印象でした。
主張しすぎることなく、飲み進めるほどに、葡萄の個性や土地の表情がじんわりと伝わってくる。そんな、日本の食卓に自然と寄り添うワインです。

■ ワイナリーの背景
ドメーヌヒロキは、畑と葡萄を何よりも大切にするという姿勢を一貫して貫いているワイナリーです。
「どう売るか」よりも先に、
「どう育ち、どう実った葡萄なのか」
そこに真摯に向き合う姿勢は、ワインの味わいにもはっきりと表れています。
無理に生産量を増やすことはせず、
その年、その畑、その葡萄が持つ力を見極めながら造られるワイン。
大量生産では決して生まれない、
“人の手と目がきちんと届いたワイン”だと感じます。
■ 畑や品種について
ドメーヌヒロキの畑は、その土地の気候や土壌の特徴を活かしながら管理されています。
過度な手を加えるのではなく、葡萄そのものが持つ力を引き出すことを第一に考えた栽培。結果として、ワインには過剰な香りや重さではなく、自然な果実味と、きれいな酸が感じられます。
品種についても、「この土地だからこそ活きる葡萄」を見極めながら向き合っており、日本ワインならではの繊細さや透明感を楽しめるのが特徴です。

■ ワインショップ幸としておすすめしたい理由
ワインショップ幸では、「自分たちが本当に美味しいと思えるか」「お客様に紹介したいと思えるか」
この二つを、とても大切にしています。
ドメーヌヒロキのワインは、まさにその基準に自然と当てはまりました。
派手さはありません。
しかし、飲み終えたあとに
「もう一杯飲みたい」「次は違う料理と合わせてみたい」そう思わせてくれる、日常に寄り添う力があります。
売るためのワインではなく、
“飲む人の時間を豊かにしてくれるワイン”。
だからこそ、私たちは自信を持っておすすめしています。
■ どんな料理に合うか
ドメーヌヒロキのワインは、和食との相性がとても良いのが大きな魅力です。
・出汁を使った料理
・焼き魚、煮魚
・野菜の煮物や和え物
・鶏肉や豚肉を使った優しい味付けの料理
また、派手なソースよりも素材の味を活かした料理と合わせることで、ワインの良さがより引き立ちます。
「特別な日に開けるワイン」というより、日々の食卓で、少し気分を上げてくれる一本。
それが、ドメーヌヒロキのワインだと思います。
日本ワインの奥深さ、そして造り手の誠実な姿勢を感じていただける存在として、ワインショップ幸は、ドメーヌヒロキのワインをご紹介させていただきます。